2014/08/13

トカゲのトラウトガム

最近(数年前)有名になった毛鉤で「トラウトガム」というものがあります。
要は細い鹿革(ディアスキン)のリボンをフックに巻き止めるだけというシンプルな毛鉤(?)です。
ティムコでも専用の素材を販売しています。

正直言うと、これを毛鉤巻きと言うのは少し恥ずかしいのですが巻きました。
ただ、ティムコのディアスキンではなくリザード(トカゲ)スキンで。


















TMC2487BL#12のフックに真鍮のビーズヘッドを先端に付けました。
トカゲ皮を留める二箇所の間にはハーズイヤー(うさぎの耳)の毛を巻いています。
これは、多少なりとも「これは毛鉤だ」と自分に言い聞かせるためだけに追加した素材だとも言えます。

トカゲ皮は東急ハンズで買ってきたものなのですが、この光沢感と鱗によって独特の存在感を与えるはずです。


















鱗の模様に沿って皮をカットしたので体節が表現される訳です。
ミミズや芋虫、またはムカデ的な雰囲気は出ると思います。

まだ試していませんので効果の程は判りません。
実は先日、奥多摩でかなり大きそうな魚をウェットフライに掛け損ないました。
まんまと逃げられた訳です。
それを再度攻略しようと思い、様々な手立てを用意して行きたい思ったのです。

川底を重点的に攻めた方が良さそう。
その一つの手段として、こいつも試してみようと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿