2012/08/01

Eureka(ヨーレイカ)のライジングサン

前の投稿で、テントのお話をしました。
私の愛用しているテントは、ヨーレイカのライジングサンです。
このライジングサン、2人用のツーリング向けテントとして20年程前に手に入れたものです。
確か、¥38000くらいだったと思います。
当時は学校用運動具やキャンプ用品、Eddie Bauer(エディーバウアー)も扱っていた「エバニュー」が輸入していましたが、今は日本に入って来ないのでしょうか。
余談ですが、エバニュー時代のエディーバウアー製品はすごく良かった記憶があります。
登山用品とは別の路線なのですが、日々酷使される状況を考えた物作りという感じでしょうか。
特にバッグ類の品質は抜群でした。
とにかく私の場合、これをバイクのキャリア(RALLY590、今は591なのかも)に括り付けて運んでいたのです。

この20年の年月の中で家族も増え、キャンプ(旅)の形態も変化せざるを得なくなり、このヨーレイカはなかなか出番を迎える機会を失っていました。
実際、キャンプをするとしても、四畳半くらいあるコールマンの重いテントを持っていくことが殆どでした。
車での移動であれば、8kg以上の重量を誇るコールマンのテントでも全く問題ありません。

しかし今年は自転車でのキャンプを企てているため、久しぶりにこのライジングサンを使おうと思っているのです。

天気も良かったので、点検と通気を兼ねて、家の前で広げてみました。
























綺麗です。
もちろん綿やウールといった天然繊維と違い化学繊維は意外と経年変化が激しいですから、見た目が綺麗だと言ってもどの程度強度を保っているのかは全く判りません。
このライジングサン、本体は総メッシュです。
なので通気性抜群かと思いきや、そうでもありません。
フライシートにドローコードで開口を調整できる煙突はありますけれど、朝になるとフライシートの裏側にびっしりと結露している事が殆どです。
他の小型テントを使ったことが無いので比較しようがないのですが、これは容積の少ないテントの宿命なのでしょうか。
ゴアテックスのシングルウォールのテントならば結構違うのかもしれません。

結露はしますが、朝起きるとフライシートを外して裏返し、テント本体の上で乾燥させます。
撤収の際はそのままフライシートを畳んだ後、ポールが付いたままのテント本体をゴロンと裏返します。
これで地面からの湿気を含んだボトム部分を一気に乾燥させるのです。
毎回このような設営と撤収をしてきましたが、とりあえずカビ等にやられた事もありません。

何年か前にボトムの一部がポールのテンションと無理な負荷を掛けたせいで破れました。

















アイロンで貼り付ける防水補修布を買ってきて、補修してあります。
いちど赤色のトリムを解いて再度縫い直していますので、完全防水にはなっていません。
とりあえず大雨の中でこのテントの中に居る事もそう度々はないでしょう。
パッキングした状態でφ180×L450程度、前の投稿で3.8kgと書いてしまいましたが、今回説明書が出てきたので読むと2.8kgとの事です。

久しぶりの狭くて暑いテント泊が楽しみになってきました。

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