2012/07/13

SLXのシフターとXTのスプロケット その2

先日入手したシフター(SL-M660)とスプロケット(CS-M770)を、我がSPECIALIZEDのHARDROCKに取り付けることにしました。
お世話になったタイヤですが、まずフレームから外します。

















既に新しいタイヤとチューブも用意してあります。
タイヤはスペシャライズドの純正品、吉祥寺のCWSで購入しました。
単純に安かったからです。
チューブはパナレーサーの米バルブを。

















バルブから空気を抜き、タイヤレバーを突っ込みます

















中のチューブ、意外と綺麗でした。
この10年一度もパンクしなかったですし、まだ使えそうです。
ツーリングの際に持参する予備チューブにすることにしました。
続いて古いリムテープを剥がします。
この後、汚いリムをマジックリンかけて、タワシでゴシゴシ洗いました。
リム内部の砂やら土、ゴムかす等もできるだけ落とします。

















リムテープは新しいものに交換します。
パナレーサーの18mmにしてみました。

















バルブ穴を合わせて、リムにはめ込みます。

















新しいチューブとタイヤを装着する前に、リアのホイールはスプロケットを交換しなければなりません。

















ここで専用工具の登場です。
左下の「BAHCO」のモンキーレンチは我が家の常備工具ですが、上の「スプロケット回し」と右下の「ロックリング締付金具」は今回のためにわざわざ購入した工具です。
おまけに、モンキーレンチと違って他に用途はありません。
お店に「工賃」を払うか、その工賃で工具を購入して自分でやるか、非常に迷うところです。
私の場合は、やはり後者を選択しました。
後々ホイールを交換するような場合、またこの工具が必要になってしまうではありませんか。

実際、現在のホイールも多少ぶれているのは判っています。
また、今回ホイールからクイックシャフトを抜いて、ハブの状態を確認したのですが、後輪のハブ内部の状況が良くないようです。
内部でガラガラと廻っている感じ、きっとベアリングに砂等が噛んでいるのでしょう。
今回はそのままにしましたが、後日ベアリングを一旦出してクリーニングしたいと思います。
おまけにクイックシャフトの軸も錆びていて、ナットを取り外すのに苦労しました。

新しいスプロケットの取付けには、上記の「ロックリング締付金具」のみで可能です。
私はモンキーレンチで締め付けましたが、本来はトルクレンチが良いはず。
このXTのスプロケット(CS-M770)はロックリングがアルミ製の様で、締付けに気を使います。
アルミだとすると柔らかいですし、「なめたらあかん」ですから。
我が家にはトルクレンチもあるのですが、このでかい「ロックリング締付金具」に被せるソケットがありません。
モンキー型のトルクレンチも存在するのでしょうけれど、他の用途が無いですよね。
今回はバーコのモンキーレンチで「勘」で締めました(もちろんネジ部にはグリスを塗って)。
外した古いスプロケットと、新しいスプロケットです。




取り付けられた新しいカセットスプロケット付きのホイールをフレームに装着(既にタイヤとチューブも装着済み)。
ディオーレクラスとはまた違う「軽量化の為の肉抜」が施された部品です。
金属フェチにはたまりませんな。
今回同時に導入したCS-HG93チェーンのクロム(?)処理とマッチしています。

















そして、晴れてSLXの9速シフターも取り付ける事ができました。
ダイソーの懐中電灯も格好良く復活です。

















写真ではよくわかりませんが、フロントフェンダーは長男の「アグレッサー2.0」とお揃いで
トピークの「ディフェンダーFX」にしてみました。
これは「ナチュラム」で購入しましたが、以前使っていたSKSのショックボードより剛性がありますし、前後分割式ですのでフロントキャリア使用の際は後部のみという使い方も可能。

このHARDROCK、換装していない部品はクランク(BB含む)、ホイール(ハブ含む)、シートポストだけとなりました。
現段階でも、以前のHARDROCKとはほぼ別物と言えます。
ステムをリッチー(RITCHEY)の長い物に変えたりしましたから、乗車姿勢も変化しています。
しかしこれだけ変わっても、10年間チビの息子たちを後ろに乗せてきた自転車だという記憶は変わりません。

そして、この夏には長男に「キャンプツーリング」なるものを体験させるという新たな仕事が待っているのです。
過去に憧れた、BSの「アトランティスキャンピング(ダイヤモンドキャンピング)」的なツーリングマシンとして、このHARDROCKに一花咲かせてやりたい(その為のオプションパーツも物色している次第です)。
やるところまでやって、このSPECIALIZED、HARDROCKのフレームは「大往生でした」というところまで生かせたいですね。

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